脱毛はいまや、家でもカンタンにできる時代。子育てや仕事でサロンに通うヒマが無い人には、気軽にケアできる脱毛器が家に1台あると便利ですね。
せっかくなら、しっかり効果がある脱毛器を選びたいところ。脱毛器選びで重要なのはズバリ、「比較すること」です。他社の製品と比べることでメリットとデメリットが丸わかりになります。
今回は、家庭用に販売されている脱毛器を比較してみました。ぜひあなたの脱毛器選びの参考にしてみてください!

脱毛器を比較するときの選び方は?

数ある脱毛器ですが、購入する場合はどんな部分を比較すればいいのでしょう?比較ポイントは次の4つです。
1.脱毛方式
脱毛サロンのような効果を期待しているなら、フラッシュ方式かレーザー方式を選ぶようにしてください。
フラッシュ方式(IPL方式)
レーザー方式
家庭用として販売されている脱毛器の多くはフラッシュ方式です。レーザー方式よりも照射範囲が広く痛みも少ないため、初めての人でも安心して使うことができます。
剛毛で効果の高さを重視している人や、痛みに強い人はレーザー方式を選んでもいいでしょう。なお、毛を抜くタイプや焼き切るタイプの脱毛器は、根本的にサロンやクリニックの脱毛方法とは異なります。
2.照射面積
脱毛器によって照射面積は大きく異なります。全身の脱毛に使いたいなら、照射面積が広いものを選ぶと使いやすいですね。
照射範囲が狭いと、何度も照射しないといけなくなり、ムダ毛処理が面倒になります。また、照射漏れをしやすくなるというデメリットも出てきます。
3.照射レベル
照射レベルが調整できる脱毛器なら、肌が弱い人でも安心して使うことができます。
照射する部位や肌の痛みに応じて照射レベルを細かく調整できれば、痛みを感じやすいVゾーンやワキも無理なく脱毛できますね。
ちなみに、照射出力は具体的な数値で記載されていないので、実際に利用した人の満足度や口コミを参考にすると良いでしょう。
4.コストパフォーマンス
脱毛器には「カートリッジ式」と「本体交換式」の2つがあります。
カートリッジ式は、カートリッジ部分が消耗品のため寿命がきたら交換が必要ですが、本体を買い換えずに済みます。
本体交換式は、使い切ったら本体ごと買い換えることになります。徐々に光の出力が下がっていくので、高出力を希望するならカートリッジ式の方が満足して使い続けられる可能性が高いです。
また、本体価格だけでなく、何発ショット(照射)が打てるかもチェックしてください。ショット数が多いほどたくさん利用できるので、長く使うならコスパが良いものを選ぶようにしましょう。
脱毛器を効果で比較!おすすめ脱毛器は?

おすすめの脱毛器をピックアップしたので一覧表でご覧ください。※価格は公式サイトの税抜き価格です。
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | ケノン脱毛器 (スーパープレミアムカートリッジ) | LAVIE (LVA600) | 脱毛ラボ HomeEdition | トリア パーソナルレーザー脱毛器 4x |
金額(税抜) | 63,455円 | 49,800円 | 64,980円 | 50,741円 |
脱毛方式 | フラッシュ方式 | フラッシュ方式 | フラッシュ方式 | レーザー方式 |
照射面積 | 9.25cm2(3.7×2.5cm) | 6.0cm2(3.0×2.0cm) | 4.1cm2(1.36×3.06cm) | 0.8cm2 |
照射レベル | 10段階 | 7段階 | 5段階 | 5段階 |
ショット数 | 50万~300万発 | 10.5万発 | 30万発 | 450~1,700発※充電可能数は約500回 |
交換方式 | カートリッジ交換 | カートリッジ交換 | 本体買い換え | 本体買い換え |
おすすめポイント | 効果・人気ともにNo.1の家庭用脱毛器 | 別売カートリッジで美顔器としても使える | 人気脱毛サロン「脱毛ラボ」が作った脱毛器 | 家庭用脱毛器で唯一のレーザー方式 |
レーザー方式を選ぶのであればトリア一択となりますが、照射面積が直径0.8cmと非常に狭いため、腕や足といった広範囲への照射に時間がかかるのがネックです。
脱毛器を比較した結果、おすすめはケノン!
比較した結果、家庭用脱毛器のおすすめはケノンです。ケノンは家庭用脱毛器の中でも非常にメジャーなので知っている人も多いでしょう。
ケノンは、エステ並の性能を持ちながらコストパフォーマンスも良いので、長く使うには最適です。
ケノンのメリット
- カートリッジが3種類あり、特徴に応じた使い方ができる
- カートリッジ一つで最大300万発の照射が可能
- 照射面積が広くて足や腕などの広範囲も処理が楽
- 照射レベルを10段階から選べて、部位や肌の強さにより細かな調整もOK
- 日立グループに特注しているコンデンサーを4個搭載しており、脱毛効果に期待がもてる
ケノンのデメリット
- 本体のサイズが大きい
- 本体の値段がやや高い(コスパは良し)
ケノンは性能をリニューアルしたことで、威力がアップしながら照射回数も劇的に増えました。高性能なコンデンサーを4個も搭載しているため、エステ並の効果を期待することもできるでしょう。
また、カートリッジが3種類あるのも特徴で、広範囲や剛毛なムダ毛、美顔などさまざまな用途に対応できるようになっています。総合的に、ケノンは家庭用脱毛器のなかでも使い勝手が良く性能も良い商品だといえます。
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家庭用の脱毛器で本当に脱毛できますか?
毛を生やす細胞を破壊して毛が生えてこないようにする脱毛は医療機関のみに認められた医療行為であり、家庭用の脱毛機で毛を作る細胞を破壊することはできません。家庭用の脱毛機は主に光脱毛機であり、使用により一時的に毛が無くなったり、毛が伸びるスペースがゆっくりになることはありますがサロン脱毛よりもさらに弱い効果しか見込めないものが多いようです。また、サロン脱毛と同じく使用をやめるとまた元に戻っていきます。
家庭用の脱毛器で全身脱毛をする場合はどのくらいの時間がかかりますか?
熟練の看護師が全身の医療脱毛施術をおこなっても90分程度はかかってしまいますから、家庭用の脱毛機で全身を施術する場合は数時間はかかるものと思われます。また、一人では手が届かない場所もありますから、毛がまだらに残ったりするリスクもあり得ます。
家庭用の脱毛器は痛みはありますか?
家庭用の脱毛機は主に光脱毛機であり、レーザー脱毛よりは痛みが少ないとされますが、太い毛が密集しているようなところは痛みを感じることがあります。
外国製の安い家庭用脱毛器でも効果はありますか?
家庭用脱毛機がそもそも毛を生えなくさせることができないため、日本製であっても外国製であっても使用をやめると毛はまた生えてきます。ただし外国製の場合、故障時に修理が受けられないこともあるかもしれませんのでよくお調べになられてから検討された方が良いかと思います。
家庭用の脱毛器を使用してやけどや炎症、毛穴などに問題がおきた場合はどうですればいいですか?
火傷の場合は必ず治療が必要になりますし、炎症を抑えるために塗り薬などが必要になる場合がありますから、皮膚科受診をお勧めします。そういったトラブルを起こさないためにも医療レーザー脱毛により毛を生えなくさせる方が良いでしょう。
まとめ

家庭用脱毛器なら、ケノンを使えば気軽にムダ毛を脱毛できることがわかりました。でも、家庭用脱毛器は安くても10万円程度の商品がほとんどです。脱毛希望部位が少なければ、サロンのキャンペーン価格の方が安く済む場合もあるでしょう。